50代になって、ある朝ふと鏡を見たら、生え際にぽつぽつと赤み。髪をかき分けてみたら、頭皮のあちこちが皮むけ。フケ?まさか、私?
そんな経験はありませんか?
50代の紅ショウガ子です。実は私、去年の秋にまさにこの状態になりました。しかもよくよく振り返ってみると、夫も息子も過去にまったく同じ症状を経験していたんです。一家三人、見事にフケ症・脂漏性皮膚炎の家系。
この記事では、家族3人が試行錯誤の末にたどり着いた「洗いすぎないこと」が一番の薬という結論と、私が実際にやってきた引き算ケアを正直にお伝えします。
先に結論を言うと、頭皮の皮むけ対策は「シャンプーの回数を減らす」が大正解。それでも気になる方には、家族で実証済みのオクト(ライオン)と、美容師さんイチオシのコラージュフルフル(持田ヘルスケア)の2つがおすすめです。
50代で頭皮がむけ始めた私の話【脂漏性皮膚炎との再会】
50代の頭皮トラブルで一番怖いのが、ある日突然始まることです。私の場合もまさにそうでした。
きっかけは生え際の赤みと皮むけ
去年の10月、洗面所でお化粧をしていたとき、ふと生え際におなじみの赤みがあるのに気づきました。
「あれ?これ、顔の脂漏性皮膚炎が落ち着いたばかりなのに……」
実は私、顔の脂漏性皮膚炎で半年放置して大後悔した苦い経験があるんです。その話はこちらにまとめました👉 脂漏性皮膚炎 顔|50代の私が半年放置して後悔した話
嫌な予感がして髪をかき分けて頭皮をつぶさにチェックしてみたら、あちこちに赤み。そしてところどころ皮もむけている!フケというより、薄い皮がペロッとめくれているような状態でした。
ちょうど夏が終わって季節の変わり目で、頭皮にも疲れが出ていたのかもしれません。
実は息子も同じ診断を受けていた
それで思い出したんです。
「そういえば、息子が中学生のころ、皮がむけてフケがすごくたくさん出た時期があったな」と。
そのとき診断されたのが脂漏性皮膚炎でした。皮膚科の先生に「みなさん洗いすぎなんですよ」と言われたことまで、今さらのようにくっきり思い出したんです。
人間って忘れる生き物ですね。10年近く前の記憶が、自分が同じ症状になって初めて蘇ってきました。
脂漏性皮膚炎ってどんな病気?
脂漏性皮膚炎は、皮脂の分泌が多い場所(頭・顔・耳のうしろなど)にできる湿疹です。皮膚に住んでいるマラセチア菌というカビの一種が、皮脂をエサにして増えすぎることで炎症を起こすと言われています。
50代女性に多い理由は、更年期で女性ホルモン(エストロゲン)が減ることで、相対的に男性ホルモンの影響が強くなり、皮脂の分泌バランスが崩れるからだそうです。
つまり、「年齢のせいで皮脂のバランスが変わる」+「洗いすぎでバリア機能が低下する」のダブルパンチで発症しやすくなる、というわけなんですね。
紅ショウガ子家・10年越しの脂漏性皮膚炎クロニクル
我が家、実はフケ症・脂漏性皮膚炎の歴史が長いんです。せっかくなので家族3人の体験を順番にお話しします。
夫のフケが止まった「オクト発見の話」(2015年〜)
最初は夫でした。2015年ごろ、当時ノンシリコンシャンプーが流行っていて、「スリーボム」というシャンプーを試してみたら、あれだけ悩んでいたフケがピタッと止まったんです。
ところが、これがまあ高いシャンプーで……。
「いやいや、ちょっとぼられてない?」と疑った私は、成分表を引っ張り出して、有効成分を自分で検索してみました。すると同じ成分(フケ・かゆみを防ぐ成分)が入った薬用シャンプーがドラッグストアにあったんです。それがライオンの「オクト」でした。
価格はなんと500円台。半信半疑で夫に試してもらったところ、見事に効果アリ。それ以来オクトは我が家の常備品になっています。
ちなみに今でも夫は、旅行などで2〜3日別のシャンプーを使うとてきめんにフケが復活するそうです。10年以上、オクトと共に生きています。
なお、スリーボムは会社が倒産した(らしい)ようで、今では買えません。なんだか時代を感じますね。
息子は洗いすぎをやめて完治した話
息子の場合は、中学生のころに発症しました。皮膚科で脂漏性皮膚炎と診断されたとき、先生に「みなさん洗いすぎなんですよ」と言われたのが今でも印象に残っています。
息子も最初はオクトを使い、洗いすぎないことを心がけたら、症状はみるみる落ち着きました。すごいのはここからで、その後普通のシャンプーでも問題ない頭皮に戻ったんです。
つまり、若い人で頭皮の状態が回復しやすい場合は、洗い方とシャンプーを見直すだけで完治することもある、ということ。希望が持てるエピソードですよね。
私が実践した「引き算ケア」3つの工夫
実はこの「引き算」という発想、顔のスキンケアで成功した経験があったからこそスムーズに取り入れられました。同じ哲学で肌荒れが落ち着いた話はこちら👉 スキンケアを引き算したら、1年悩んだ肌荒れが落ち着いた。脂漏性皮膚炎持ちの更年期50代が選ぶオールインワン
家族の経験からも確信して、私自身も「まずは洗うのを減らしてみよう」と実践しました。具体的にやったのは次の3つです。
①洗髪は2〜3日に1回に減らす
顔の脂漏性皮膚炎で「余計なことをしないほうが治る」と学んでいたので、まずは洗髪頻度を一日おきにしてみました。
ところが、たった一日でびっくりするくらい油っぽくなるんです。「やっぱりおかしい、昔はそんなことなかった」と確信しました。
そこで私は週4日のパートを生かして、休みの3日間はあえて洗わないという戦略に出ました。「人前に出ない日に頭皮を休ませる」作戦です。
②指を立てず、手のひらでなでるように洗う
これ、本当に重要です。
以前は「シャンプーは指の腹で地肌をこすって洗うのが正解」と信じていました。でも今は逆。ふんわり髪を泡立てて、手のひらで頭をなでるように洗うだけにしています。
指を立てると、無意識に地肌をゴシゴシしてしまうんですよね。手のひらだとそれが物理的にできない。これだけで頭皮への刺激はぐっと減ります。
③どうしても洗いたい日はお湯+リンスでしのぐ
洗わない予定の日でも「やっぱり今日は洗いたいな」という気分の日があります。そんなときは、お湯だけで洗い、リンスだけするという妥協案を取り入れました。
シャンプーで皮脂を全部落とすと、頭皮が「足りない!」と察してさらに皮脂を出そうとしてしまいます。お湯だけならその過剰反応を防げる、という考え方です。
これで「洗わなくて気持ち悪い」という気分も解消できて、一石二鳥でした。
3週間後の驚きの変化【つむじ割れまで消えた】
引き算ケアで得た一番の驚きは、数年間諦めていたつむじ割れが消えたことです。頭皮の赤みや皮むけが落ち着いただけでなく、まったく予想していなかった変化が起きました。
油っぽさが落ち着いていった経過
最初の1週間は、正直しんどかったです。「夜寝るときに気持ち悪い」「やっぱり洗えばよかった」と思う日もありました。
でも続けるうちに、だんだんと「洗髪翌日が大丈夫」になっていくのがわかりました。完全に落ち着いたかな、と感じたのは約3週間後。
頭皮の赤みも、皮むけも、いつの間にか気にならなくなっていました。
副産物:数年悩んでいたつむじ割れが解消!
そして本当に驚いたのは、ここからです。
頭皮の状態を合わせ鏡でチェックしようと、ふと鏡を見たら……ここ数年、ぱっかり割れてしまっていたつむじが、割れていない!
「年齢だから仕方ない」と諦めていたつむじ割れが、消えていたんです。これ、私が一番びっくりして、一番嬉しかったポイントです。
ここ数年、美容室に行った日しかきれいにならず、髪を結べばわからないけれどショートにしてもなんか割れている。更年期のせいかなと半ば諦めていたんですよね。
それが、「洗わない」という引き算をしただけで戻ってきた。
頭皮を労わるって、髪のボリュームにも直結するんだ、と身をもって知りました。
紅ショウガ子おすすめの薬用シャンプー2選
「洗いすぎないこと」が一番大事ですが、それでも夏場の汗や、どうしても気になるときは薬用シャンプーの力を借りるのもアリ。我が家で実証済みの2つをご紹介します。
まずはオクト(ライオン)── 500円台のお手頃定番
価格:約500円〜600円(320ml)/医薬部外品
我が家の救世主、オクト薬用シャンプー。有効成分はピロクトンオラミンで、フケ・かゆみを防ぎ、頭皮を清潔に保ってくれます。
何といってもドラッグストアで500円台で買える手軽さが最大の魅力。「まず何か試してみたい」という方には、間違いなくここから始めることをおすすめします。
夫が10年以上愛用、息子も改善したこともあり、家族の信頼度は絶大です。香りはちょっと「薬用らしさ」がありますが、慣れます。
本格派ならコラージュフルフル(持田ヘルスケア)
価格:1,760円(200ml)/3,300円(400ml)/医薬部外品
実はこちら、私が美容室で相談したときに勧められた一品です。
特徴はミコナゾール硝酸塩+ピロクトンオラミンのダブル配合で、フケの原因菌(マラセチア菌)の増殖を抑える成分が入っています。脂漏性皮膚炎の人をターゲットに作られているだけあって、より専門的な処方です。
無香料で敏感肌にも対応していて、口コミでも「1週間でフケが激減した」という声が多数。
私はまだ使っていませんが、今年初めての夏場を迎えるにあたって「もし今のやり方でしのげなくなったら、すぐコレに切り替える」という保険として、心強く備えています。「すっきりさらさら」と「うるおいなめらか」の2タイプがあるので、髪質で選べるのも嬉しいポイント。
頭皮の皮むけ・脂漏性皮膚炎Q&A
ここでは、頭皮の皮むけや脂漏性皮膚炎についてよくある疑問にお答えします。
Q. 改善まで何日くらいかかる?
私の場合は約3週間で「翌日も大丈夫」と感じる状態になりました。ただし、人によって差がありますし、症状の重さでも変わります。1ヶ月続けても改善が見られない場合は、自己判断せず皮膚科で相談するのが安心です。
Q. 毎日洗わないと不潔じゃない?
最初は私もそう思っていました。でも実は、毎日のゴシゴシ洗いの方が頭皮を傷めていることが多いんです。手のひらでやさしくなでるように洗う、必要に応じてお湯洗髪を取り入れる、という工夫で清潔感は十分保てます。汗をかいた日や臭いが気になる日だけはきちんと洗う、というメリハリで大丈夫です。
Q. 皮膚科には行くべき?
赤み・皮むけ・かゆみがひどい場合や、自分でケアして1ヶ月経っても改善しない場合は、ためらわず皮膚科へ。脂漏性皮膚炎は放っておくと悪化することもあります。私自身も顔のときは皮膚科のお世話になりました。「ただのフケかな?」で済ませず、専門医の判断を仰ぐのが結局は近道です。
まとめ
50代の頭皮トラブル、原因は意外にも「洗いすぎ」かもしれません。今回の体験から私が学んだことを最後にまとめます。
- 頭皮の皮むけ・脂漏性皮膚炎は、洗いすぎでバリア機能が低下しているサインかも
- まず試したいのは「洗髪頻度を減らす」「指を立てずに手のひらでなでるように洗う」
- どうしても洗いたい日はお湯+リンスで妥協する
- 約3週間で頭皮が落ち着き、私の場合はつむじ割れまで解消するという嬉しい副産物も
- 薬用シャンプーを使うなら、家族で実証済みのオクトから。本格派ならコラージュフルフル
「毎日洗わないなんて無理」と思っていた私が、今では「疲れた日は洗わなくていい」とラクできるようになりました。お風呂の面倒くささが少し減ったのも、地味に嬉しい変化です。
頭皮トラブルで悩んでいる方は、ぜひまずは「洗い方を見直す」「頻度を減らす」を試してみてください。それでも気になる方は、薬用シャンプーの力を借りる選択肢もあります。
この記事が、同じ悩みを持つ50代の方の参考になれば嬉しいです。
それではまた、紅ショウガ子でした

