夕方になると足がパンパン、朝起きると顔がむくんで鏡を見るのがゆううつ……50代のみなさん、こんなふうにむくみで悩んでいませんか?
私はもう若い頃からずっと同じです。とにかくむくみやすい体質で、妊婦検診のときには先生に「ここ数年で一番」のお墨付きをもらったほど。脛を押すと当然のように跡が残る、夕方には靴下のあとがくっきり。地味につらい毎日でした。
そんな私を救ったのが、テレビで見たお医者さんの「水を1.5リットル飲むとむくみが良くなる」という言葉。半信半疑で始めてみたら、たった1週間でびっくりするほどむくみが消えたんです。
50代の紅ショウガ子です。この記事では、
- 水を飲むだけでむくみがどう変わったか(1週間後のリアル)
- 「2リットル」じゃなく「1.5リットル」が正解だった理由
- 水を飲む習慣ゼロの私が無理なく続けられた4つのコツ
- 30代→40代→50代と、年齢で変わってきた水量のジレンマ
この4つを正直にお伝えします。先に結論を言うと、水を飲むとむくみは本当に変わります。ただし「自分に合った量」を見つけることが、何より大事でした。
子どもに「ギャッ」と叫ばれた日──私が水を飲み始めたきっかけ
私が水を飲み始めたのは30代後半。きっかけは、子どもに「ギャッ」と叫ばれた朝でした。
朝は顔、夜は足、脛を押せば跡が残る「ザ・むくみ体質」
もともと私は、とにかくむくみやすい体質です。
朝起きたら顔がパンパン、夕方になると足もパンパン。脛を指で押すと、当然のように跡が残ります。当時の私には「むくまない人がいる」という事実のほうが信じられないくらいでした。
妊婦検診で「ここ数年で一番のむくみ」とお墨付きをもらった話
妊娠中はそれがさらに悪化しました。足首も足の甲もパンパンに腫れて、二つの境目には深い線ができるほど。冗談抜きに、自分の足が「象の足」みたいに見えていました。
妊婦検診で先生にも「うーん……ここ数年で一番のむくみだね」と言われ、もはやお墨付き状態。
そんなある朝のこと。起き上がってもむくみがひどいなあとぼんやり座っていたら、目を覚ました当時小さかった子どもが「ママー」と抱きついてきて――私の顔を見るなり、小さく「ギャッ」と叫んで離れていきました。
「何なに?」と聞いたら、おそろしげに「何でもない!」と答える子ども。今となっては笑える話ですが、当時はさすがにこたえました(ちなみに、その後は1度も「ギャッ」とは言われていません。笑)。
テレビで見たお医者さんの言葉が背中を押した
そんなときに、たまたま見ていたテレビでお医者さんがこう言いました。
「水を1日1.5リットル飲むと、むくみは良くなりますよ。ただし水じゃないとダメ。お茶は利尿作用があるからNG。それと冷たい水もダメ。常温か白湯でね」
水を1.5リットルって、当時の私には想像もできない量でした。のどが渇けば甘いジュースかコーヒー、紅茶。甘くないものが飲みたいときは麦茶か緑茶。「水」を飲む習慣はゼロでした。
でも、子どもが「ギャッ」と叫ぶ顔をどうにかしたくて、「とにかくやってみよう。治ったらめっけもの」と即実践したのが始まりでした。
結論:水を飲んだらむくみは1週間で消えました
結論から言うと、水を飲むようになって1週間で夕方の足のむくみが劇的にスッキリしました。
夕方の足がスッキリしてびっくりした話
始めて1週間ほどしたある夕方、ふと足を見て「あれ?」と思いました。いつもなら靴下のあとがくっきりついてパンパンなはずなのに、今日はスッキリしている。
正直、ここまで早く効果が出るとは思っていませんでした。「水ごときで」と半信半疑だった自分が恥ずかしくなるくらい、目に見えてスッキリ。これには本当にびっくりしました。
ちなみに、その後は子どもにも「ギャッ」とは言われていません(笑)。
ただし、念のためお伝えしておくと――これは30代後半の話です。50代の今、同じように1週間でスッキリするかは正直わかりません。年齢で代謝も変わりますしね。実はこの記事を書く準備をしながら、3日前から1.5リットル生活を再スタートしました。50代の私で1週間続けたらどうなるか、結果は記事の最後に追記しています。
実は「2リットル」じゃなく「1.5リットル」が正解だった
「水は1日2リットル」とよく聞きますよね。でもこれ、実は誤解の上に広まった話です。
厚生労働省の「健康のため水を飲もう」推進運動では、飲み水としての水分補給は1日約1.2リットルが目安とされています。
人が1日に必要な水分は約2.5リットルですが、その内訳は
- 飲料水から……約1.2リットル
- 食事に含まれる水分から……約1リットル
- 体内で作られる代謝水から……約0.3リットル
なので、飲み物として飲むのは1.2〜1.5リットルで十分です。テレビの先生が「1.5リットル」と言っていたのも、これが根拠だったようです。
「2リットル」を真に受けて頑張りすぎると、逆にむくみが悪化したり水中毒になったりすることもあるそうなので、私のように体格普通の50代女性なら1.2〜1.5リットルで十分だと思います。
お茶も冷水もNG──常温の「水」じゃないとダメな理由
お医者さんがダメ出ししていた飲み物が二つあります。
- お茶(緑茶・麦茶・紅茶など):利尿作用があり、飲んだ分以上に水分を出してしまうことがある
- 冷たい水:体を冷やしてしまい、巡りが悪くなりむくみの原因になる
なので、ルールはシンプル。「常温か白湯の、ただの水」を1.5リットル。これだけです。
紅ショウガ子流・1.5リットルを無理なく飲む4つのコツ
水を飲む習慣ゼロだった私でも続けられた、リアルなコツを4つ紹介します。
コツ① 起き抜けに200ml「一気飲み」からスタート
朝起きてすぐに、まずコップ1杯(約200ml)を飲みます。
最初は1日1.5リットルなんて想像もできませんでしたが、慣れてくると200mlくらいなら一気にゴクゴク飲めるようになります。これだけで、朝の段階で1日のノルマの13%が片付きます。
コツ② ダイソーの500ml透明ボトルで「見える化」する
私の必須アイテムは、ダイソーで買った500mlの透明な水筒です。
- 透明だから「あとどれくらい飲めばいいか」が一目でわかる
- 常温でいいので保冷機能はいらない、110円で十分使える
- 倒しても漏れないので、家事をしながら持ち歩ける
「少量をこまめに」と言われても、実際にやろうとするとコップに注ぐのが面倒ですよね。透明ボトルに入れて手元に置いておくだけで、ハードルがぐっと下がります。
コツ③ 「午前中に1リットル」をノルマにする
私が一番大事にしていたのが、午前中に1リットルを済ませておくことです。
午前中に1リットル飲んでしまえば、午後は500mlでいいのでぐっとラクになります。逆に、午後にまとめて飲もうとすると、トイレの回数や夜のむくみが気になって続きません。
午前中に1リットル飲むためのコツが、「のどが渇いていないけど、ちょっと飲んでおくか」で2〜3口。これをクセにします。「のどが渇いてから飲む」発想を捨てると、意外とあっさり午前中の1リットルは達成できます。
コツ④ 冬はレンジで少し温めて常温にする
冬場、常温水でも体には冷たく感じます。
そんなときは、マグカップに入れてレンジで20〜30秒。熱湯にする必要はなく、「冷たくない」程度で十分。これだけで冬場の水分補給がぐっとラクになります。白湯ほど気合を入れなくていいのがポイントです。
水道水もミネラルウォーターもダメ…私が選んだのは「スーパーの水」
「水を1.5リットル」と決めたとき、最初にぶつかった問題が「そもそも、何の水を飲むのか」でした。
水道水のカルキ臭、エビアンの独特の味でいきなり挫折
最初は当然、水道水を飲もうとしました。が、これが続かない。
そもそも常温で飲むとカルキ臭がはっきりわかります。塩素っぽい味がして「これを毎日1.5リットル?無理」となりました。
次に試したのが、ミネラルウォーターのエビアンとヴォルビック。「おしゃれな感じだしいけるかも」と思ったのですが、独特の硬水の味がどうしても口に合わず、こちらもまずくて飲めない。早々に挫折しました。
スーパーで配布されている水の中で「おいしい」を発見
そんなとき、買い物帰りに目に入ったのが、スーパーの店頭にある「お水サービス」です。
専用ボトルを買えば、あとは無料で水がもらえる仕組み。「とりあえずタダなら試してみよう」と数件のスーパーで試したところ、お店によって味が全然違うことに気づきました。
水道水と変わらない味のお店もあれば、常温で飲んでも明らかにおいしいお店もある。「これだ!」となったお店の水は、それからずっと飲み続けています。
その正体は「逆浸透膜水(RO水)」だった
「おいしいと感じる水」を見比べてみると、共通点がありました。看板に「逆浸透膜水」「RO水」と書かれていました。
そのときは「ふーん、そういうものなのか」くらいの認識でしたが、これが結果的に、最近話題のPFAS(有機フッ素化合物)対策にもなっていたと知って、ずいぶん後になって驚くことになります。
このRO水を15年間使い続けた話は、長くなるので次の記事で詳しく書きます。50代主婦が週40kgの水を運び続けた話、よかったらそちらも読んでみてください。
30代から50代までの「水量」変遷と、いまのジレンマ
ここからは正直な話を書きます。「水1.5リットル」は今もずっと続けているか?というと、実はそうではありません。
30代後半:1.5リットルでむくみ激変、でも挫折と再開を繰り返す
最初の数か月は順調にいきました。むくみが消え、足がスッキリ。「これは続けるしかない」と思っていたのですが――何か月か経つと、ただ飽きてしまう時期が来ます。
そうすると数週間で挫折。むくみが戻り、「あ、やっぱり水だ」と気づいてまた再開。この挫折と再開を何度も繰り返しました。
結局、何だかんだ習慣として根付いたのは、朝一のマグカップ1杯(約250ml)と、午前中にあと1〜2杯。これだけはなぜか、挫折期でも続いていました。
40代でパート開始:1リットルに減らしたらむくみがじわじわ戻った
40代前半、パートを始めて生活が変わりました。
仕事中はトイレに気軽に行けないので、水を飲む量を午前500ml+午後500mlの計1リットルに調整。「これでも十分でしょ」と思っていたのですが、じわじわむくみが戻ってきました。
私の体には1リットルでは足りないらしい、と気づきました。
40代後半〜現在:泌尿器科に行ったら「あんまり困ってないんじゃない」と言われた話
40代後半に入って、新たな問題が出てきました。尿漏れです。
50代女性なら同じ悩みを持つ方も多いと思うのですが、これが意外と日常生活を圧迫します。思い切って泌尿器科を受診し、膀胱がんなどいくつか検査をして「病気ではない」とわかってひとまず安心。
最後に「今どれくらい困っていますか?」という10段階のアンケートがあって、私は8に丸をしました。夜中にトイレで目が覚める、くしゃみや笑ったときに漏れる——十分困っているつもりで、8です。
ところが診察のとき、それまで丁寧だった先生が打って変わって冷たくなり、こう言われました。
「あんまり困ってないんじゃない。夕方以降は水を飲まなければいいよ」
——それで診察終了。
8って書いたのに困ってないの!?10を書かないとダメだったの!?と内心かなり憤慨しましたが(笑)、お医者さんに言われたことだからと、それからは夜の水分を控えるようにしました。
そこから徐々に水を飲む量自体が減っていき、気づけば1日7〜800ml程度、特に夜は飲まない生活に。当然むくみも少しずつ戻ってきて、夕方の足のパンパン、朝の顔のむくみ——昔のような地味なつらさが戻ってきました。
水を飲むことをやめたのは、あの診察がきっかけでした。
50代の今、再チャレンジ中(現在3日目)
実はこの記事を書く準備をしながら、3日前から1.5リットル生活を再スタートしました。
尿漏れと相談しながら、無理のない範囲で。年齢的にも代謝が落ちているので、若い頃のように1週間でスッキリ……とはいかないかもしれません。でも何もしないでむくみ続けるよりはマシだろう、と思って始めました。
【追記】1週間後:劇的ではないけど、ちゃんと変わった
50代で再スタートした1.5リットル生活、1週間続けました。正直に言います。
30代のときのような「1週間でびっくりするほどスッキリ」は……ありませんでした。
でも、ちゃんと、ちょっとスッキリしました。
夕方の足のパンパン具合が「前より少しマシかな」程度。劇的ではなく地味な変化ですが、何もしていないときとは確かに違う。50代の体だとこういうものかな、という感じです。
気づいたこと:水だけじゃなくウォーキングとセットが必要みたい
1週間やってみてはっきりわかったのが、天気が悪くてウォーキングに行けなかった2日間は、むくみの変化をほとんど感じなかったということ。
水を飲んだだけでは足りなくて、体を動かして巡りをよくすることとセットじゃないと、50代の体には効きづらいのかもしれません。30代のころはデスクワークしながらでも効いていたのに……これが年齢の差なのかなあ、とちょっと複雑な気持ちになりました(笑)。
いちばんびっくりしたこと:水を飲んだら尿漏れが減った?
これが今週いちばんの発見でした。
水を1.5リットル飲み始めたら当然トイレが近くなる、それは覚悟していました。でも「尿漏れが増えるかも」と内心びくびくしていたのに……むしろ尿漏れが出なかったんです。
「え、なんで?」と思って調べてみたら、泌尿器科の情報に興味深い記述を見つけました。
水分を摂りすぎると頻尿になるが、水分を制限しすぎると尿が濃くなり、膀胱を刺激して逆に切迫感や尿漏れが悪化することがある。適切な水分摂取が大切。
これを読んで「あ、そういうことか!」と腑に落ちました。
私がこれまでやっていたのは「尿漏れが怖くて水を飲まない」→「尿が濃くなる」→「膀胱が刺激されて余計に不安定になる」という悪循環だったのかもしれません。あの先生の指示に従った結果が、むしろ逆効果だったとしたら……なんとも複雑な気持ちになります。
もちろん尿漏れのタイプや原因は人によって違うので、あくまで「私の場合はそうだった」という話です。でも、50代で尿漏れが気になって水を我慢していた私には、目からウロコの発見でした。
50代には50代の水との付き合い方があるはず。2週間後の経過も、引き続きここに追記していきます。一緒に見つけていけたらうれしいです。
まとめ:年齢で「正解の量」は変わる。私もまた一緒に始めます
この記事のポイントをまとめます。
- 水を飲むとむくみは本当に変わる。私は1週間で夕方の足が劇的にスッキリした
- 「2リットル」は呪い。本当は1.2〜1.5リットルでOK(厚生労働省も推奨)
- 飲むのはお茶でも冷水でもなく、常温の「水」
- 続けるコツは「起き抜けの200ml」「ダイソーの透明ボトル」「いらなくてもちょっと飲む」「冬はレンチン」の4つ
- ライフステージで飲む量は調整していい。50代には50代のやり方がある
「実は私もむくみで悩んでて……」という方、よかったら一緒に続けてみませんか?2週間後の経過も、この記事に追記していきます。
そして次の記事では、私がスーパーのRO水を15年間使い続けてきた話を書いています。週40kgの水を運んでいた時期の苦労や、最近話題のPFAS対策に結果的になっていた話など、正直なところを全部お伝えします。よかったら続けて読んでみてください。
→ 次の記事:スーパーのRO水を15年使い続けた50代主婦のリアル(公開予定)

