こんにちは、紅ショウガ子です。
ある日、トイレの床がびしょぬれになっていてビックリ。よく見るとウォシュレットから水が漏れていました。「便座だけ替えればいいよね」と軽い気持ちでTOTOに電話したら、まさかの一言。「一体型は便座だけの交換はできません」——え、そんなことってある?
この記事では、20年使った一体型ネオレストSDから、組み合わせ型のTOTO ウォシュレットBV2へリフォームした体験談をまとめました。グレードを大きく下げましたが、結果は大満足。必要な機能さえあれば十分だと実感しています。
【この記事でわかること】
- 一体型トイレの最大の落とし穴
- 20年使ってわかった一体型のメリットとデメリット
- グレードダウンを選んだ理由と1か月使った本音
これからトイレリフォームを考えている50代の方のお役に立てたらうれしいです。
一体型トイレとは?50代が知っておきたい3つのタイプ
トイレと一口に言っても、実は大きく分けて3つのタイプがあります。50代になるとリフォームを考える機会も増えますよね。私自身、今回のリフォームを通じて初めて知ったことが多かったです。
「一体型」「組み合わせ型」「タンクレス」の違い
ざっくり整理するとこんな感じです。
- 組み合わせ型:便器・タンク・便座が別々のパーツでできているタイプ。古くからある定番です。
- タンクレス:タンクがなく、水道直結で水を流すタイプ。見た目がすっきりして、トイレが広く使えます。
- 一体型:便器・タンク・便座(ウォシュレット)が一体になっているタイプ。デザイン性が高く、すきま掃除もラクです。
私が20年使っていたTOTO ネオレストSDは「タンクレスかつ一体型」のタイプでした。

一体型最大のデメリット——便座だけは交換できない
ここが今回いちばん伝えたい話です。一体型は名前の通り、便器と便座が一体構造。だから、ウォシュレットだけ壊れても、便座単体での交換はできません。便器ごと丸ごとの交換になります。
「ウォシュレットなんて10年も使えば壊れるのが普通」と思っていた私からすると、これはちょっと信じがたい仕様でした。
20年使ったネオレスト、水漏れで知った衝撃の事実
「勧められるがまま」選んだ高級トイレ。タンクレスでQOL爆上がりだった
20年前、家のリフォームで業者さんに勧められるがまま選んだのが、TOTOの最上位モデルネオレストSD2でした。今思えば「そんなつもりじゃなかった」としか言いようがありません。当時は今よりだいぶ安い時期で、深く考えずに決めてしまいました。
それまで使っていたのは40年前の古いタイプ。ネオレストに変えたときは、とにかく「広くなった〜!」が一番の感動でした。タンクがないだけで、こんなに空間が変わるのかと驚いたのを覚えています。
子どもがまだ小さかった頃は、自動ふた開閉が便座の保温に役立っていたなと思い返します。一方で自動洗浄は思ってもいないときに勝手に流れて嫌だったので、結局ほとんど使いませんでした。宝の持ち腐れだったかも(笑)
ある日床がびしょぬれに——TOTOへの電話で知った仕様
異変に気づいたのは2年前の6月ごろ。トイレに入ったら床がびしょぬれになっていて、よく見るとウォシュレット本体から水が漏れていました。
すぐにTOTOメンテナンスに電話して修理を依頼しました。そこで初めて告げられた一言。「お客様のトイレは一体型ですので、便座だけの交換はできません」——え、そんなことってある?
「便器はまだ全然きれいなのに、丸ごと替えなきゃいけないの?」と頭が真っ白に。費用も時間もかかるので、その日はとりあえず「水が出ない状態」にしてもらいました。これでウォシュレットは使えなくなりましたが、便器自体は普通に使える状態に。
ウォシュレットなしのまま2年間
そこからずるずると2年、ウォシュレットなしの生活が続きました。代わりに使っていたのが大人用おしりふき。意外となんとかなるものです。
詳しい乗り切り方は別の記事にまとめているので、よかったらこちらも読んでみてください。
→ ウォシュレットが壊れても大丈夫!大人用おしりふきで2年間乗り切った話
給湯器の故障から、勢いでトイレもリフォームした話
知人の一人親方が「ついでにトイレも?」
転機は今年の2月ごろ。今度は給湯器が壊れてしまいました。困っていたところ、ふとしたきっかけで10年来の知人のご主人が水回りの一人親方だと知り、急遽来てもらえることに。
20年使っていることを伝えると「もう十分使ったし部品もないので、取り換えるしかないね」とのこと。手持ちの中古給湯器でその場をしのいでもらい、1週間後に新しい給湯器に交換してもらいました。
そのとき私がふと「もしかして、トイレもできる?」と聞いてみたら「できるよ」とあっさり一言。それならと、ほぼ勢いでトイレも変えてもらうことを決意しました。
グレードダウンを選んだ理由(自動洗浄・自動ふた・リモコンは不要だった)
トイレを見てもらうとすぐ「これはグレードの高いトイレだね」と言われました。でも私は20年使ってみて、必要な機能と不要な機能がはっきりしていました。
- 最重要はウォシュレット。とにかくこれが使えればいい
- 自動洗浄は思ってもいないときに流れるから不要
- 自動ふた開閉も、子どもが大きくなった今は必要なし
- リモコンも別になくていい
- タンクレスにはできないという注意事項にも同意
「かなりランクが下がるものでよいです」と伝えました。急ぎではなかったので「都合のつくときに」とお願いし、約3週間後に工事してもらえることに。
選んだのはTOTO ウォシュレットBV2
今回つけてもらったのはTOTO ウォシュレットBV2(TCF2223E型)。組み合わせ型のシンプルな貯湯式ウォシュレットです。色はホワイト・パステルアイボリーなど数種類あるので、お部屋の雰囲気に合わせて選べます。
ネットで軽く調べたら、お友達価格でかなり安くしてもらえたことがわかり、本当にありがたいなと思いました。
リフォーム後、正直どうだった?1か月使った本音

ウォシュレット復活の感動と、慣れるまでの2〜3週間
工事が終わって、まずひと言。「やはりウォシュレットは良い!」当然のことですが、キレイに保てる安心感はやっぱり段違いです。2年間がんばって(?)よかった、と思える瞬間でした。
ただ、慣れるまでに少し時間はかかりました。
- 自動ふた開閉に慣れていたので、ふたが開くのを無意識に待ってしまう
- 水を流すとき、リモコンがあった壁に手が伸びそうになる
この2つは最初の2〜3週間、しょっちゅうやってしまいました(笑)。でもこれって全然大したことじゃないと思いませんか?1か月もたつ頃には全然気にならなくなり、今は普通に使えています。
少し狭くなったけど許容範囲。昔のタンクありとは別物
タンクが復活したことで、やはりちょっと狭くなりました。掃除のときに「狭いな」と感じる場面はあります。でも許容範囲です。
40年前のタンクありトイレとは比べものにならないくらい、今のタンクありはコンパクトに作られています。場所をとらない設計に進化しているのだなと感じました。
ただ、タンクレスから組み合わせ型に戻ってみて、改めて思ったのは「タンクレスにしたとき広くなった〜!が一番の感動だった」という事実。狭いトイレならタンクレスは本当におすすめだと、今でも思います。
掃除しやすい・節水・水のたまりが早い
新しいトイレで地味にうれしかったのが、この3つです。
- タンク上部の手洗いをあえてつけなかったので、汚れる場所が増えなくて済んだ
- 近頃の節水性能はやっぱりすごい
- 一度流したあと、次の水がたまるのが早い
タンク上部の手洗いって、水アカや水はねで汚れやすい場所だと聞きます。新しいトイレを選ぶときに「ここは要らないかな」と外したのが正解でした。お掃除する場所が一つ増えなかっただけで、お手入れがずいぶん気楽です。
一体型トイレを選ぶ前に、これだけ知っておいてほしい
費用に余裕があればおすすめできる。でも「便座だけ替えられない」は必ず知って
一体型トイレ自体はとても良い商品です。デザインが美しいし、すきまが少なくて掃除もしやすい。費用に余裕があるなら、選択肢としてはアリだと思います。
ただし、「ウォシュレットが壊れたら便器ごと交換になる」——この事実だけは、購入前に必ず知っておいてください。ここを知らずに買うと、私のように20年後に頭を抱えることになります。
もったいない——まだ使える便器が再利用できない仕様への正直な気持ち
私が一番引っかかったのは、便器自体はまだまだ使えるのに、ウォシュレットが壊れただけで丸ごと交換しなければいけない仕様。ウォシュレットはいつか壊れるものなのに、なぜこの作りなのか。本当にもったいない。ものを大切にしてきた世代としては、どうしても引っかかる部分です。
まとめ
最後に、この記事のポイントを整理しておきますね。
- 一体型トイレは便座(ウォシュレット)だけの交換ができない
- 故障時は便器ごと交換となり、費用も時間もかかる
- グレードを下げても、必要な機能がそろっていれば満足度は高い
- TOTO ウォシュレットBV2はシンプルで使いやすい組み合わせ型
今回のリフォームで、もう一つ大きな気づきがありました。10年来の知人だからこそ「お友達価格は申し訳ないし、何かあったら関係が悪くなりそう」と頼ってこなかったのですが、思い切ってお願いしてみてよかった。人を頼る勇気も大事だなと感じています。築50年弱の我が家、頼りすぎには気をつけつつ、心強い知り合いがいる安心感をかみしめています。
この記事が、これからトイレリフォームを考えている方の参考になればうれしいです。

