こんにちは、紅しょうが子です。
乾燥機って、縮みそうで怖くないですか?
でも18年前、沖縄旅行で泊まったコンドミニアムにガス乾燥機がついていて、試しに使ったら、大げさではなく衝撃を受けました。速さも仕上がりも、想像のはるか上をいっていたのです。
そこから悩んでは諦めを繰り返し、ついに6年後、買いました。リンナイのガス衣類乾燥機、乾太くんです。それから10年以上、我が家の洗濯を支えてくれています。
この記事では、長年使ってきた正直な感想をまとめています。
- 本当に縮むのか?
- ガス代・電気代は実際いくらかかるのか?
- ドラム式洗濯乾燥機と乾燥時間はどう違うのか?
- 今から買うなら何kgがいいのか?
迷っている方の背中を少しでも押せたら嬉しいです。

18年前に沖縄で初めて使ったときの衝撃が、乾太くんを買う原点です。あの速さと仕上がりは忘れられません。
乾太くんとドラム式、何が違う?使って初めてわかったこと
旅行先でドラム式を使ったら……乾燥まで6時間の衝撃
乾太くんを使い始めてから数年後、別の旅行でまたコンドミニアムに泊まりました。
そこに備え付けてあったのはドラム式の洗濯乾燥機。縦型の全自動洗濯機しか使ったことがなかったわたしには、逆方向の衝撃でした。途中で「これも追加で入れたい」と思って停止ボタンを押したら、フタが開けられる状態になるまで15分かかりました。
しかも、一度止めたら途中でやめることもできない。
そして乾燥が終わるまでにかかった時間が、なんと6時間。
「嘘でしょ……」

終わるまで6時間。そんなに!?
電気は時間がかかると聞いてはいましたが、こんなにも違うのかと驚きました。ガスで正解だったと実感しました。
洗濯機と同時に乾燥。これが大きい
乾太くんの大きな強みは、洗濯機とは別に動かせることです。
1回目の洗濯物を乾太くんに入れてスイッチを押したら、すぐに2回目の洗濯を回せます。乾燥が終わったらたたみながら、2回目を乾太くんへ。
ドラム式は1台で洗濯から乾燥まで完結しますが、その間はずっと占有されます。どちらが合うかは生活スタイル次第ですが、洗濯を何回も回したい家庭には乾太くんのほうが向いていると思います。
10年使って感じた、乾太くんの好きなところ
速さが想像以上。2回分の洗濯が約2時間で終わる
わたしの場合の目安はこうです。
| 回 | 洗濯物の内容 | 乾燥時間 |
|---|---|---|
| 1回目 | タオル・パジャマ・厚手コットンなど | 約40分 |
| 2回目(1回目と同時進行で洗濯機を回す) | 薄手の化繊など | 約25分 |
スタートから全部片付くまで、約2時間。洗濯と乾燥を同時進行できるので、待ち時間がありません。

ただ、乾燥時間は洗濯物の量によって変わります。わたしは9キロ65リットルの洗濯機に水を先に張り、洗濯物を入れながら回します。くるくるとちゃんと回れる量で止めているので、定格容量より少なめです。ギチギチに詰め込んだ場合はもう少し時間がかかります。
実はわたし、乾太くんを使い始めるまで電気式の乾燥機を使ったことがなかったのですが、あとで調べると電気式は同じ5kgで約160分かかります(リンナイ公式HP)。乾太くんは約40〜50分。ガスの火力のちがいがそのまま速さのちがいなのだそうです。友人に話すと「電気とガスで乾燥の速さが全然ちがうとは知らなかった」と言われることもあります。知らない方が意外と多いのかもしれません。
タオルがふわっふわになる
日干しのパリッとしたタオルとは別物の仕上がりになります。
乾太くんは80度以上の高温の温風で乾かします。この温度でタオルの繊維が立ち上がって、あのふわっふわ感になるそうです。



フェイスタオル8枚+ハンドタオル1枚+Tシャツ3枚+ふきん+小物4人分で30分でした。
ちなみにわたしはバスタオルもバスマットも使っていません。どちらも乾燥機では時間がかかる原因になるので。なのでこの30分という数字には、バスタオルもバスマットも含まれていません。毎日洗う方には、もう少しかかると思ってください。
子育て中は、本当に助かった
5人家族だったころは、乾太くんを毎日2回転させていました。
「わたし、もう外に干さない」。それが当時の感想です。
靴も乾かせる(オプションのラックを使用)
専用のラック(オプション品)を使えば、靴も乾かせます。ただしわたしの旧モデルの話なので、現行モデルのラックは形が違うかもしれません。

主に雨に濡れた靴に使っています。天日干しと同じで、乾きに差があります。乾きやすいスニーカーなら30分くらい。乾きづらいものだと、50分回してもちょっと湿っていることも。
紐を外してガバっと開けばもう少し早いかも……と思いつつ、いつもそのまま入れてしまいます(笑)。

無理に2足乗せることもできますが、振動で落ちたら故障の原因になりそうなので、1足ずつにしています。入れたことがあるのはスニーカーだけです。
正直に書きます。縮みとガス代の現実
縮みます。でも入れる素材はだいたい決まってくる
乾燥機は縮まないのか、と聞かれたら正直に言います。縮みます。
ただし、1回でどかんと縮むわけではありません。毎日使い続けると段々と縮んでくる、という感じです。特に綿ニット素材のTシャツは丈が短くなり、厚手のものは裾が縫い目から上を向いてしまうこともありました。
10年使って固まってきた「我が家のルール」はこうです。
乾太くんに入れないもの:
- お気に入りの綿100%のTシャツ、カットソー
- ウールや毛素材が入っているニット類
- シルクなどの高級素材
入れてOKなもの:
- 化繊混の衣類(ポリエステル混など)
- 化繊100%のもの(子どもの学ランは化繊100%だったのでバンバン入れていました)
- 綿100%の下着・靴下(縮みが気にならないのでOK)
- タオル・シーツ
- 薄手の羽毛掛け布団(自己責任で)
「どうでもいい綿100%は入れる、気に入っている綿100%は入れない」くらいの感覚で、10年うまくやっています。
フィルター掃除は溜めすぎが一番よくない
乾太くんのメンテナンスはほぼフィルター掃除だけです。

毎回はやってないです(笑)。
気が向いたときと、掃除のサインが出たときにやっています。本当はサインが出る前にするのが理想です。
掃除のサインが出るまで溜めてしまうと、ホコリはフェルト状になり、手でペラっと剥がして捨てられます。楽ではありますが(笑)そこまで溜めてしまうと、出来上がりが少し湿っぽくなってしまうのでそれは溜めすぎです。
わたしは洗面所にコードレスの掃除機を常設しているので、フィルターのホコリはその場ですぐ吸えます。「掃除機をわざわざ持ってくるのが面倒」で後回しになりがちなフィルター掃除も、少しは楽になりますよ。
なお現行モデルはフィルターの設計がわたしのモデルとはかなり変わっています。掃除の方法は各モデルの説明書を確認してください。



ガス代・電気代のリアルな話
乾太くんを導入した当時、前年比でガス代が月に約2,500円上がりました。当時の感覚では1回あたり40〜50円ほどだったと思います。
ただし、これは10年以上前の話です。最新のデータで確認したところ、現在は都市ガスで5kgタイプを使った場合、1回あたり60〜80円程度を目安に考えたほうが現実的なようです。電気代は1回あたり10円前後とほぼ誤差の範囲です。
毎日1回使うと月2,000〜2,500円、毎日2回なら月4,000〜5,000円が目安です。

今の光熱費を考えると、毎日2回転はちょっと躊躇します(笑)。ペースを調整すれば費用対効果はずいぶん変わります。
外干し派に戻った今のスタンス|「迷ったらもう使う」
光熱費が上がり、洗濯量も減って、外干しを再開した
数年前から光熱費が上がり、ちょうど子どもが一人独立して洗濯物の量が減りました。
「この量なら外干ししてもいいな」と思ったのが外干し再開のきっかけです。今は空いた子ども部屋も使えるので場所は充分あります。天気がいい日は外干し、天気が良くて外出する日は子供部屋で干す。が基本のスタイルになりました。
雨・曇り・朝の時間がない日は迷わずスイッチオン
ただ、乾太くんは今でもしっかり稼働しています。
雨の日はもちろん、曇りで天気が読めない日、朝の時間がなくて干せなかった日——こういうときは迷わずスイッチを入れます。「迷ったらもう使う」が今のスタンスです。
毎日フル回転させないなら光熱費も気にしなくていい。自分の都合を優先させて、使う日と干す日を分けています。
こんな人には特におすすめです
10年使ってきた経験から、乾太くんが特に向いていると感じるのはこういう方です。
- 洗濯物が多い家庭(子育て中の方、家族が多い方)——洗濯に縛られる時間が減って、自分や家族の時間に使えます
- 天気に関係なく洗濯を完結させたい方——天気予報を気にする必要がなくなります
- 干す・取り込む工程を減らしたい方——乾燥機から出してたたむだけで終わります
- ドラム式の占有時間が気になる方——洗濯機と同時進行で使えます
反対に、以下の方は慎重に検討されることをおすすめします。
- デリケートな衣類(ウール・シルク・綿ニット)が多い方
- オール電化の住宅の方
6年悩んだ経験から。早く買えばよかったと思っています
わたしは沖縄で乾太くんを知ってから、実際に購入するまでに6年かかりました。
「欲しいけど、縮むのが怖い」「工事が必要なのが面倒」「本当に使うかな」で悩んでいました。
買ってからはもう、「もっと早く買えばよかった」と思います。
今これを読んでいて「迷っているけど設置できる環境がある」という方には、早めに動くことをおすすめします。
今から買うなら5kgで十分。
置き場所に余裕があれば9kg、現実的には5kgで十分
現行の乾太くんには5kg・6kg・8kg・9kgのラインアップがあります。
毛布まで乾かしたいなら9kgが理想ですが、設置スペースをよく確認してください。正直なところわたしも9kgが欲しいのですが、我が家に置くには大きすぎました。しかし日々の洗濯なら5kgで十分です。
設置前に確認すること
乾太くんの導入には工事が必要です。購入前に確認しておきましょう。
- ガス栓の確認と新設(洗濯機置き場の近くにガス栓がない家がほとんど。わたしも設置工事のときに新設しました)
- 壁に排湿筒を通す穴を開ける工事が必要(あらかじめ穴がある家はほとんどない。こちらも新設が必要なケースがほとんどです)
- 設置スペースはあるか(本体サイズ+上下左右の余裕が必要)
- 賃貸の場合は大家さんへの相談が必要
- オール電化住宅には設置できない
- 隣家との距離と排気の向き(排湿筒からの排気音・湿気が隣に影響することがある)
- 夜間に使う場合、設置場所に注意
本体代+ガス栓新設+排気穴の工事費込みで、もうだいぶ前なのでうろ覚えですが、15万円くらいかかりました。工事というハードルはありますが、それを乗り越えるだけの価値はある家電です。
業者選びは慎重に。わたしの苦い工事の話
工事のことで、ひとつだけ正直に書いておきたいことがあります。
依頼するにあたって、とある工事会社の展示会に出向き、そこで話を進めるつもりでした。しかしその会社では担当エリアが決まっているらしく、別の支店を指定されました。ガス工事は電気と違って他では頼めないものだと教えられびっくり。「そんな独占状態なの?」と不満に思いながら、そこにお願いしました。
これがなかなかの経験でした(笑)。
昼頃の約束だったのに、来て現場を見るなり「この棚をどかしてください」と言い、「動かしている間に違うとこ行ってくるので、その間にやっといてください」と出て行ってしまいました。そして戻ってきたのは、暗くなってから。しかも「今日やります?」と言い出す始末。「どういうこと?」と聞いたら「だって騒音とか大丈夫ですか?」だそうで。頭にきましたが、こっちは棚をどかしてどうしても今日やってほしかったので「やってください」と言い、渋々始めてもらいました。
問題はそのあとです。後日よく見ると、設置台の組み立てがどうもおかしい。後ろのバッテンになった棒が固定されずぶらぶらしている、乗せてある乾燥機の固定箇所が4か所中2か所しか止まっていない、ネジ穴があるはずの場所にネジが入っていない。不安になって電話したら、来てくれたのは工事したときと同じ人。現場を見た瞬間「あ、大丈夫っす」。呆れながら「じゃあこの設置台の説明書を見せてください」と言ったら、下を向いて黙ってしまいました。「あ、確信犯か」と思い、「ちょっと会社に電話しますね」と言って帰ってもらいました。

同じ人が来て「大丈夫っす」。さすがに笑いそうになりました。
会社に事の次第を全部伝えたら、後日ベテランの方が来てくれました。そこで判明したのが、蛇口の位置のせいで設置が難しく、設置台の左右を逆に組み立てていたということ。だからネジ穴が合わずにはめられない箇所があったのだそうです。しかもそのベテランさんが、洗濯機の排水ホースを持ち上げて設置してあるのを見て「これ、大丈夫なんですか」と。「私も不審に思い、設置してもらった人に聞いたら大丈夫と言っていました」と伝えたら、頭を抱えて「もう、めちゃくちゃですね……」。後日その方の修正工事が入り、そのとき無料で蛇口も交換してもらって、ギリギリで収まりました。
長くなりましたが、言いたいのはここからです。
わたしは当時「他では頼めない」と思い込んでいましたが、実はそうではありませんでした。乾太くんの設置は、ガス会社系列だけでなく、工務店やリフォーム会社にも頼めます。業者によって見積もり金額が数万円変わることもあれば、仕上がりの丁寧さもこんなに違う。だとしたら、最初から複数の業者を見比べて選べたほうが、ずっと安心だったなと思います。

独占だと信じ込んでいたけれど、実は選べた。あのとき知りたかったです。
安さ以上に、「ハズレを引かない」ために比べる。これが、あの工事を経験したわたしの本音です。今から設置する方は、1社で決めてしまう前に、一括見積もりで数社をくらべてみてください。
ひとつだけ正直に言っておくと、一括見積もりは紹介された会社それぞれから電話が来ます。数社お願いすれば数社から来るので、多いと感じる方もいるかもしれません。申し込むときに希望の連絡方法や時間帯を書いておくと、だいぶ落ち着きます。それでも、電話の手間より「変な業者をできるだけ避けられる安心」のほうが、わたしは大きいと思います。
まとめ
「設置できる環境なら入れて損はない」が、10年使った正直な結論です。
縮みは素材を見極めれば大半は回避できます。ガス代はペースを調整すればいい。毎日フル稼働でなくても、「迷ったらもう使う」くらいのゆるいスタンスで長く付き合えます。

設置できる環境があるなら、迷っている時間がもったいないと思います。



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