こんにちは、紅しょうが子です。
去年の年末に、スマホを機種変更しました。新しいスマホで銀行アプリを開いたら、どうやってもログインできません。パスワードマネージャーに保存していたパスワードも古くて通らない。おまけにATMの暗証番号まで忘れている始末でした。
「年齢が高くなればなるほど、こういうのできないんじゃないか」と思いながら、それでも古いスマホを引っぱり出して、順番に手続きしていったら、なんとか一人で元通りにできました。
この記事では、こんなことを書いていきます。
- なぜ機種変更で銀行アプリにログインできなくなるのか
- わたしが実際にやった復旧の全手順(住信SBIネット銀行の場合)
- 機種変更する前にやっておくべきこと
同じように機種変更でつまずいて、途方に暮れている方の参考になればうれしいです。
機種変更したら、銀行アプリにログインできなくなった
新しいスマホで、銀行アプリに入れない
去年の年末、スマホを機種変更しました。ひととおり設定を終えて、住信SBIネット銀行のアプリを開いたところで、つまずきました。新しいスマホでは、どうやってもログインできません。

新しいスマホにしただけなのに、いきなり締め出されました。
実は、SBI証券のアプリも同じ状態でした。そちらは古いスマホのアプリを削除したら、新しいスマホで入れるようになりました。
だったら銀行も同じ手でいけるかな、と思ったのですが、そこで手が止まりました。銀行が使えなくなると本当に困ります。もし削除して、それでも入れなかったら——そう考えると怖くて、同じ手を試せませんでした。
ちなみに、わたしが使っているのは住信SBIネット銀行です。この銀行は2026年8月3日から「ドコモSMTBネット銀行」に名前が変わります。名前は変わりますが、機種変更でつまずいたときの流れとして読んでいただければと思います。
パスワードマネージャーの中身が、古いままだった
こういうときのためにパスワードマネージャーを使っている、という方も多いと思います。わたしもそうでした。
ところが、保存してあったパスワードを打ち込んでも通りません。保存はしていたのに、中身の更新をしていなかったのです。いつの間にか古いパスワードのまま眠っていました。頼りにしていたものが役に立たず、これはこたえました。

頼みの綱のパスワードマネージャーまで、古いままとは…。
ATMの暗証番号まで忘れていた
さらに情けないことに、ATMの暗証番号も忘れていました。ふだんアプリ派とはいえ、ATMで4桁を入れていたはずなのに、まったく思い出せません。

えっ、暗証番号まで忘れてたの!?

入金しかしてなかったから、打つ機会がそもそもなかったの(笑)
あとから理由に気づきました。わたしはATMで「入金」しかしたことがなかったのです。入金のときは暗証番号を打ちません。暗証番号が必要なのは、出金・振込・残高照会のとき。その3つをATMでやってこなかったので、そもそも打つ機会がありませんでした。だから覚えているわけがなかったのです。
パスワードもダメ、暗証番号もダメ。「年齢が高くなればなるほど、こういうのできないんじゃないか」と思いながら、手続きを進めることになりました。
50代のわたしが一人で復旧した全手順
そもそも、なぜログインできなくなるのか
住信SBIネット銀行の公式サイトによれば、スマート認証NEOの「ログイン承認機能」を使っている場合、機種変更をする前に、その機能をいったん解除しておく必要があるそうです。解除しないまま機種変更すると、新しい端末でログインできなくなることがある、と書かれていました。
わたしの場合は、そもそも「機種変更の前に何か解除しておく」という発想がありませんでした。ふつうにスマホを替えれば、アプリもそのまま使えると思い込んでいました。そこが落とし穴でした。
古いスマホでやった手順
幸い、古いスマホがまだ手元にありました。そこで、古いスマホの方から手続きを進めていきました。順番はこうです。
- まず「暗証番号の再設定」に進む
- 「仮ログインパスワードの再発行」を申し込む
- ショートメールで本人確認
- メールでも本人確認
- ここで「暗証番号だけを変えることはできない」と分かって、がっかり。結局、新しいWEBログインパスワード・新しい取引パスワード・新しい暗証番号の3つをまとめて設定することになりました
- 本人確認は運転免許証で。正面、それから厚みが映るように斜め、裏面、さらに自分の顔を正面から、最後に指示に従って左右を向く動作まで
- 「撮影が完了しました」という画面が出て、あとは審査結果のメール待ち。最短で当日、遅くて3日ほど、とのことでした
暗証番号だけ直せばいいと思っていたのに、パスワードを3つも作り直すことになったのは正直めんどうでした。でも、ここまで来たら引き返せません。指示どおりに進めるしかありませんでした。

暗証番号だけ直せると思ってたのに、3つも作り直しでした…。
審査が通ってから
審査OKのメールが届いたら、あと少しです。
新しく設定したパスワードでログインして、スマート認証NEOを新しいスマホで登録し直しました。最後に、古いスマホに残っていたアプリを削除して、ようやく完了です。あんなに手が止まっていた削除も、新しいスマホで使えるようになった後なら、こわくありませんでした。

ここまで来て、やっと。ほっとしました。
やってみてわかった、つまずきポイント
同じ場面で慌てないように、わたしがつまずいたところをまとめておきます。
まず、パスワードマネージャーは、保存しただけでは中身が新しくなりません。パスワードを変えたら、保存先も一緒に更新しないと、いざというときに古いままで通りません。ときどき中身を確認しておくのがおすすめです。
暗証番号も、覚えているうちが勝負です。わたしのように「入金しかしないから打たない」という人は、思い出せなくなる前に一度確認しておくと安心です。
それから、免許証の撮影は明るい場所で。厚みが映る斜めの角度や、顔を左右に向ける動作もあるので、手元がよく見える場所でやった方がスムーズでした。
古いスマホは、初期化する前に
もうひとつ大事なのが、古いスマホを手放すタイミングです。今回わたしが復旧できたのは、古いスマホが手元に残っていて、そこから手続きできたからでした。
もし先に初期化したり処分したりしていたら、もっと大変だったと思います。古いスマホは、新しい方できちんと使えるのを確かめてから手放す。これは覚えておいて損はありません。
機種変更する前に、やっておくべきこと
いちばん伝えたいのは、これです。銀行アプリだけは、機種変更の前にひと手間かけておくと、わたしのような遠回りをせずに済みます。
住信SBIネット銀行の公式でも案内されているとおり、ログイン承認機能を使っている場合は、機種変更の前に解除しておくのが基本です。ご利用の銀行によってやり方は違うので、「(銀行名)機種変更」で一度調べておくと安心です。
あわせて、パスワードマネージャーの中身が最新かどうかも、この機会に見ておきましょう。暗証番号も、いざというときに思い出せるか確認しておく。この3つをやっておくだけで、新しいスマホに替えたあとの安心感がまるで違います。
スマホまわりで言えば、以前わたしは、イオンで警察官に勧められた詐欺対策アプリを言われるまま入れて、あとで不安になったこともありました。その話は警察官に勧められた詐欺対策アプリを入れた話に書いています。スマホは便利なぶん、こういう「言われるまま」「思い込んだまま」でつまずきやすいのだな、と実感しています。
まとめ

50代でも、順番にやれば大丈夫でした。
パスワードも暗証番号も分からなくなって、一時は本当にお手上げでした。それでも、古いスマホを使って順番に進めたら、50代のわたしでも一人で元に戻せました。同じ状況の方も、焦らなくて大丈夫です。
次にスマホを機種変更するときは、銀行アプリだけは先にひと手間を。それだけで、わたしがした遠回りは避けられます。

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