鉄フライパンに変えたら、もう戻れない。50代主婦の正直レビュー

こんにちは、紅ショウガ子です。

フライパン、何年に一度買い替えていますか?

テフロンのフライパンを使い続けていると、だんだん焦げ付くようになってきますよね。「これって私の使い方が悪いのかな」と思ったこと、ありませんか。私もずっとそう感じていました。

でも実は、テフロンは正しく使っても劣化するのが避けられない素材です。使い方の問題ではなかったんです。

この記事では、テフロンの買い替えループを抜け出して鉄フライパンにたどり着いた私の体験談をお話しします。現在はリバーライト 極JAPANのフライパン(24cm・26cm)と卵焼き器を鉄に切り替えて使っています。

結論から言うと、鉄フライパンに変えてから一度も後悔していません。


テフロンのフライパン、買い替え続けていませんか?

「買ってきたときが最高」はテフロンの宿命

テフロン(フッ素樹脂加工)のフライパンは、買ってすぐが一番快適です。何も引っかからず、スルッと食材がはがれる。あの使い心地は最高ですよね。

でも使い続けているうちに、だんだん焦げ付くようになる。「私の使い方が悪いのかな」と思いがちですが、そうではありません。フッ素樹脂コーティングは毎日の調理で少しずつ剥がれていくのが避けられません。空焼きや金属ヘラを使わなくても、です。

私はそれに気づいてから、半年に一度、約1,000円のテフロンフライパンを買い替えるのを「正解」と決めていました。安いのを買い替える方が合理的、と。

6,000円の高級コーティングも、意地で1年使ったけれど

ある時、チタンコーティングのフライパンを試してみました。価格は約6,000円。「これだけ高ければ長持ちするはず」と期待して、最初が最高で、使うほど下がる一方……それをうっすら感じながらも、1年意地で使い続けました。

結果は……やっぱり限界でした。

高くても安くても、コーティングものは「買ってきたときが最高」で、使うほど下がる一方。そう確信してからフライパン問題を本気で考え始めたのです。


鉄との出会いは、500円の卵焼き器からだった

トライアルでうっかり買った、四角いやつ

フライパンとは別の話で、よく行くトライアルで卵焼き器を買いました。四角いやつです。500円くらいだったと思います。

注意書きには、「表面を傷つけないよう、やわらかいスポンジで洗ってください」と書いてあります。そのためてっきりテフロンかと思って購入しました。鉄フライパンというものを買ったことがなかったのでわからなかったのです。当然信じられないくらい焦げ付きました。

なんかおかしい、安いからか?しかしよく見ると表面の質感が違います。やっと鉄であることに気づきました。安さに飛びついて、うっかり鉄を買っていたわけです(笑)。

調べて使い方を覚えたら、まあまあくっつかなくなった

鉄の調理器具は、テフロンとはお手入れが全く違いました。

  • 食器用洗剤は使わない
  • 使用後は水と金たわしで洗う
  • コンロの火で乾かす
  • 乾いたら薄く油を塗る

これを繰り返すことで、くっつきにくくなっていくそうです。早速実践してみると、まあまあくっつかなくなりました。テフロンのようにスルッとはいきませんが、使えないことはない。

でもこの時点では「フライパンも鉄に」とは全く思っていなかった

卵焼き器に鉄を使い始めたとはいえ、フライパンはまだテフロンのまま。「卵焼き器は小さいから鉄でもなんとかなるけど、フライパンはさすがに…」という感覚でした。

転機が来るのは、チタンコーティングが限界を迎えたあとです。「そういえば、卵焼き器で鉄を使っていると気づきました。」「フライパンも鉄にしたらどうだろう?」 その考えが初めて浮かびました。


リバーライト極を選んだ理由と、使ってみてわかったこと

柳宗理と迷って、リバーライトにした決め手

鉄フライパンを買うなら一度きりにしたい。そう思って入念に調べました。

候補として柳宗理のフライパンも気になりました。形がかっこよくて、正直かなり迷いました。でも表面に凹凸があり、私はツルッとしている方が好みだと思ってリバーライトへ。

リバーライト 極JAPANに決めた理由は3つです。

  1. 焼き切り(シーズニング)が不要で、すぐ使い始められる
  2. 窒化加工でサビにくい(鉄フライパン初心者にありがたい)
  3. 厚手であること

特に厚さは重要でした。イメージはお好み焼き屋さんの鉄板です。厚い鉄板だから蓄熱性が高く、温度が安定する。最初からフライパンを振っての調理は諦め、鉄板のように使うつもりで購入しました。

最初の数回の焦げ付き、こうして乗り越えた

最初から完璧ではありませんでした。数回は焦げ付くこともありました。

コツは2つです。しっかり熱してから油をひく(うっすら煙が出るくらい)、そしてステンレスのフライ返しを使うこと。これだけで格段にくっつきにくくなります。

使用後に油を塗るとよいとされていますが、私は気が向いたときしか塗っていません。それでもフライパンは育ってくれました。「丁寧にやらなきゃ」とプレッシャーを感じる必要はないと思います。

ひとつ補足しておくと、うっすら油を引けばコールドスタート(冷たいままのフライパンから調理を始める方法)もできました。テフロンと同じような使い方もできるので、「鉄は毎回必ず予熱しないといけない」と構えすぎなくて大丈夫です。

焼いたお肉がなぜか美味しい、その理由

リバーライト極を使い始めて気づいたことがあります。焼いたお肉が明らかに美味しくなったんです。不思議でしたが、ちゃんと理由がありました。

鉄フライパンは蓄熱性が高いため、お肉を入れても温度が下がりにくい。表面が素早く高温で焼き固まり、旨みが閉じ込められます。このときに起きる「メイラード反応」が、あの香ばしい焼き目と美味しさの正体です。

テフロンは高温での調理がNGなので、そもそも同じ焼き方ができません。「道具が変わると味が変わる」を実感した瞬間でした。


24cmを探したら全然売っていない!失敗と、その後

ホームセンターで買った薄い鉄フライパン、落とし穴

26cmに加え、もう少し小さいフライパンも欲しくなりました。24cmくらいの鉄フライパンを実店舗で探したのですが……本当に売っていません。

鉄フライパンに興味を持ったことがある方なら頷いていただけると思いますが、量販店やスーパーにはほぼない。ようやくホームセンターで1本見つけました。厚みがリバーライト極に比べるとかなり薄いことが気になりましたが、日本製と書いてあり、値段もずっと安かったので購入してみました。

ところが使ってみると、薄いためか温度がすぐ上がりすぎて調理しにくい。さらにもっと困った問題が起きました。

足の甲に直撃して気づいた「厚さがマスト」という結論

そのホームセンターのフライパンには、リバーライト極と同じように木製の握りがついていました。でも本体が薄くて軽いぶん、バランスが悪くなります。

ある日オムライスを作っていて、卵をかき混ぜようと持ち手に手が当たってしまいました。そのままフライパンが落下。中身ごと足の甲にガッツリ落としました。幸いスリッパを履いていたので無傷でしたが、これは買い替えないとと即決です。

このサイズもリバーライト極 24cmに。使い方はすでに慣れたもので、あっという間にくっつかない状態になりました。

ちなみに、リバーライト極は持ち手(木製グリップ)が別売りで購入できます。長く使ううちに持ち手だけ交換できるのも、選んだ理由のひとつです。

卵焼き器も10年で引退→リバーライト極へ即決

あのトライアルで買った500円の鉄の卵焼き器、なんと10年間使いました(笑)。

ついに持ち手にヒビが入り、割れ目から熱が伝わるようになってしまい引退。すでにリバーライト極を3年以上使っていたので、卵焼き器の買い替え先は即決でした。

リバーライト 極JAPAN たまご焼き器を使ってみてびっくり。びっくりするくらいくっつかない。さすがに500円のものとは格が違いました。当然ですが(笑)。

毎朝お弁当用に卵焼きを焼くので、使用頻度はかなり高め。「こんなに快適なら、もっと早く買い換えればよかった」と本当に後悔しました。


鉄の調理器具、こんな人に向いています

体験談を通じて感じた、鉄フライパンが向いている人の特徴をまとめます。

こんな人におすすめです:

  • テフロンの買い替えコストが気になっている
  • お肉や餃子をしっかり美味しく焼きたい
  • 長く使える道具を選びたい
  • コーティング不要の道具に興味がある

正直なデメリットも一言。振っての調理はしづらいです。私はお好み焼き屋さんの鉄板のイメージで使っているので最初から諦めています。また、焦げ付かないためにはコツが必要ですが、慣れれば問題ありません。

洗い方はテフロンと少し違いますが(洗剤なし、金たわしでごしごし)、慣れてしまえばむしろ気持ちいいくらいです。

ひとつ失敗談も。「フライパンで魚も焼けるのでは」と思い、クッキングシートを敷いて少し水を入れて魚を焼く方法を試したことがあります。結果は……おすすめできません。お湯が発生するせいか、育てた油膜がやや取れてしまいます。1回なら大丈夫ですが、繰り返すとダメでした。魚は素直に魚焼きグリルで焼くのが正解です。


まとめ

今回は、テフロンから鉄フライパンに切り替えた体験談をお話しました。

  • テフロンは正しく使っても劣化する。買い替え続けるのは使い方の問題ではなかった
  • 鉄との出会いはトライアルの500円卵焼き器。10年使い倒した
  • リバーライト極を選んだ決め手は「厚さ」「焼き切り不要」「サビにくい」の3点
  • 薄い鉄フライパンで失敗し、足の甲への直撃で「厚さがマスト」と確信した
  • 使い込むほど育つ。焼いたお肉が格段に美味しくなるのは本当だった

普段の使い方さえ身につけてしまえば、たまにいつもと違う使い方をしても意外と大丈夫でした。完璧にやらなきゃ、と思わなくていいのが鉄フライパンの良いところだと感じています。

めんどくさそうと思っていた鉄フライパンですが、やってみてよかったと心から思っています。この記事が、フライパン選びで迷っている方の参考になれば嬉しいです。

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